オイル・マッチをAmazonで買ったので試しに使ってみたら、火事になりかけました。
ステンレス鋼 キーリング 屋外 緊急ツール 防水 ライター 火起こし
送料無料で64円です。
私が買ったときは100円でした。私が買った直後に値下げされててがっかりしました。買った直後に値下げされるとわずか数十円なのに、ものすごく損した気分になります。
ちなみに海外の通販サイトAliExpressでも買えます。
AliExpressで「oil match」、「送料無料」で検索した結果
使い方を間違うと危ないだろうと思い、使う前にちゃんと以下のサイトの説明を読んでいたのです。
オイルマッチ(永久マッチ)の正しい使い方!危険性と消し方も解説! | 暮らし~の[クラシーノ]
でも、このサイトの説明にある「火を消すときは、棒を本体に入れれば消える」という解説が嘘でした。
火のついた棒を本体に入れたとたん、本体からOILがあふれて、それに引火し危うく火災になるところでした。机の上で作業していたので、燃える本体と棒を机の上に落としてしまい、一瞬どうしようかと悩み、とりあえず「フー!」っと強めに何回か息を吹きかけたら消えてくれました。危うく家を燃やすところでした。
本体にOILが満タンの状態だと、こういう事故が起こります。本体にどれくらいOILが入っているのかは見ただけではわかりません。OILを補充したら、いったん火のついていない棒を本体に入れて、OILが本体からあふれないことを確認してから使うべきなのでしょう。※OILをめいいっぱい入れた状態で棒を本体に入れると、本体からOILがあふれます。
オイル・マッチを使う時は手元に鍋などを置いて、万が一の時は燃えるオイル・マッチ本体と棒を鍋に放り込めるようにした方がいいです。でないと最悪の場合家が燃えます。
ちなみに、オイルマッチにOILを入れるときにOILがこぼれて指が汚れますし、火をつけるときも指が汚れます。
Zippo的なオイルライターを買った方がはるかに実用的ですし、なにより安全です。
もう二度とオイル・マッチは使わないことにしました。
値下げされた理由も、もしかしたら使いにくくて危険という理由なのかもしれませんね。
偽Zippoの記事も書いているのでよかったらそちらも見てください。
偽Zippo買ってみた(187円)
(次の日)
二度とつかわないと書きましたが、その後、「せっかく買ったのにすぐ捨てるのはもったいない」と思い、オイルマッチをしばらく使ってみることにしました。もちろん、火災にならないように十分に注意しながらです。
私はタバコを吸うので、タバコの着火用にオイルマッチを1日使ったら、棒の先端近くのWick的な奴が燃え尽きてなくなりました。
火が付きにくくなったので、最初はOILがなくなったのかなと思い、本体を逆さにしてOILを出してみたら、OILはたっぷり残っていました。
棒をよく見たら、先端のWick的な奴が新品時と比べて明らかに小さくなっています。
わずか1日でダメになるとは思わなかったので、耐久性の低さに驚きました。
「これのどこがAQ(永久)マッチやねん!」って思いました。
当たり前ですが、偽Zippoはオイル・マッチと違いWickを交換できるので、オイル・マッチよりもコストパフォーマンスはよさそうです。オイルマッチを買う理由が何もないです。オイル・マッチなんか買わない方がいいです。
オイルマッチのウィック交換できないかと調べていたら、交換できるようだということがわかりました。
オイルマッチの芯の復活法
メンテ・パーママッチ:芯交換
この2つのページの情報によると、プライヤーやペンチで棒の先端を外せるそうですが、うちにはプライヤーもペンチもありません。オイル・マッチのためだけにペンチを買うのはばかばかしくて、わざわざペンチを買う気にはなれません。
ピンセットでウィックを引っ張り出せばまた使えるようになる的なことが書いてありますが、私の手元のオイル・マッチのウィックをピンセットや毛抜きで引っ張っても、ウィックが出てきません。商品によって違いがあるのでしょうか?
というわけなので、このオイル・マッチはやっぱり使い物にならないという結論になりました。