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オイルが揮発しにくい防水オイルライター買ってみた(Super Mini Pill keychain Vintage Oil Lighter)

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オイルが揮発しにくい防水オイルライター買ってみた(Super Mini Pill keychain Vintage Oil Lighter)

AliExpressでオイルが揮発しにくい防水オイルライターを買いました。
私が買ったときは送料+商品代金は477円でした。
買った後で調べたら、もっと安いショップもありました。買う前にもっとよく安いやつを探してから買うべきだったと後悔しました。
まだ届いていないので届き次第このページに追記します。

商品が届きました。

届いたライターを見て「なにこれ。小さい・・・」って思いました。
Zippoと比較すると大きさがわかりやすいと思い並べて写真を撮りました。

かなり小さいです。小さすぎて、火をつけるときにかなり使いずらいです。

厚さは偽Zippoよりほんの少し厚いです。


サイトの説明をちゃんとしっかり読んでいれば、小さいってことに気づけたのでしょうが、勝手にもっと大きいと思い込んでいたので、届いた商品を見て「何これっ」てなってしまいました。

重量を図ったら約40gでした。ちなみに偽Zippoの重量は約70gです。

小さすぎて使いづらいです。
私は身長178㎝のデカいおっさんなので私の手には小さすぎますが、手の小さい小柄な女性なら使いにくくはないのかもしれません。

蓋の開け閉めのたびにいちいちフタのネジを回さないといけないので、Zippoと比べると手間がかかります。喫煙者が使うのには向いてません。偽Zippoのように蓋が簡単に開くタイプの方が使いやすいです。その代わり、偽Zippoはオイルがどんどん揮発していきますが・・・。

しかし、オイルが揮発しにくいはずなので、長期間放置してもオイルが揮発しないで火がついてくれるのなら、非常用やたまにキャンプに行くとき用としては使えるかもしれません。

長期間放置してもオイルが揮発しないかはこれから検証します。検証結果はこのページに追記します。

(検証結果)
最初に、「適当にそろそろいっぱいかなー」って感じるぐらいOILを入れました。※いれた量をちゃんと測っていませんでした。
その後、毎日1回火をつけるというテストを39日間行いました。火をつけていた時間は毎日1から2秒ぐらいです。39日たってもちゃんと火が付きます。
まだまだ、使えそうですが、検証するのがめんどくさくなったので、39日でやめることにしました。
検証をやめた時点でインサイドユニットを出してみたのですが、まだ綿には湿り気がありましたから、もっと使えそうです。

この検証結果から、このライターはかなりOILが揮発しにくいということがわかりました。
フタの開け閉めがめんどくさいので、喫煙者が毎日何十回もタバコに火をつけるのにはむきませんが、タバコを吸わない人が冬に登山に行くときなんかには、このライターはかなり使えると思います。登山に出掛ける前にOILを入れておけば、家に帰ってくるまで余裕でOILが持つはずです。

39日検証が終わった次の日、このライターをタバコに火をつけるために1日使ってみました。

1日使って気づいたのですが、このライターは風に弱いです。風が吹いてるときは火が付きません。

普通のライターなら片手で火をつけられますが、このライターは片手でライターを持ち、もう片方の親指でホイールを回さないと火をつけられないため、ライターを持ってない方の手のひらでライターを覆って風よけにするということができません。

しかもこのライターには風防がないので、風が吹いてるときは風がやむまで待たないといけません。

やっと火が付いたと思ったら、風に炎があおられ、ライターを持つ指が炎にあぶられてやけどしてしまいました。このとき、暑さに耐え切れずライターを落としてしまいました。下がコンクリートだったので大事には至りませんでしたが、枯葉が積もっている山でライター落としたら山火事になるかもしれません。ちなみに、指をやけどするのを防ぐには、ライターの下の方を持つといいです。

1日使ってみて、やっぱり喫煙者が使うのには向かないなーってことが確認できました。

このライターは「冬山でテントの中でストーブに火をつけるためだけにライターが欲しい」という人以外にはお勧めできません。かなりニッチな特殊な人向けライターだと思います。

しばらく使ってみて気づいたことを書きます。

フリントを交換するときにマイナスドライバーでネジを外すと、ネジが外れたとたんにものすごい勢いでねじとバネが飛んで行ってしまいます。ねじを外すときはラジオペンチでねじをしっかりつかみながら、ペンチでネジを回した方がいいです。私はマイナスドライバーでねじを回していたので、2回ネジとバネをなくしそうになりました。

ウィックがそろそろダメになったので交換するために、古いウィックをライターから外しました。
外したウィックの太さは普通のZippo用のWickと同じ太さでした。
新しいウィックをライターに入れようとしたのですが、どうやってもウィックがライターに入りません。
ウィックの太さは約3mmです。
ライターのウィックを通す穴の直径は約2mmです。
太さが1mmも違うので、どうやってもウィックを穴に通せません。
ライターを組み立てた工場の人はいったいどうやってウィックをライターの穴に通したのでしょう?
ウィックを交換するには、ライターの穴を広げる必要がありそうです。
ドリルまたは円錐型の棒やすりがあればいいですが、持ってない人は、やすりまたはドリルを買わなければいけません。※ちなみにダイソーに行ったらちょうどいい感じのやすりが100円で売ってました。
ネットで調べたら、半田付けしてウィックを通している人がいました。
トレンチライターのメンテナンスをしました
私はどれも持っていないので、このライターのウィックを交換するのは諦めました。
ダイソーでやすりを買えばウィックを交換できそうですが、このライターの為にわざわざ100円出してめんどくさい加工をしてまでこのライターを使い続けたいとは思えません。
もともと使いにくいと感じていたライターですが、捨てるにはもったいないので、押し入れの奥にしまい込むことにしました。

というわけで、このライターはほとんど使っていないのに、ゴミ同然の状態になってしまいました。

このライターはごく一部の特殊な人(冬山でテントの中でストーブに火をつけるためだけにライターが欲しみたいな人)向けの商品なので、普通の人にはお勧めできません。

偽Zippoの記事も書いたのでよかったらそちらも見てください。
偽Zippo買ってみた(187円)
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